2023年10月17日 12:58

伊藤手帳は、商品化を目指す大学ゼミ対抗のインターカレッジ「Sカレ(Student Innovation College)」2023へ、「デジタル化時代に必要な手帳」というテーマでエントリーしている。

2021年、総務省が行った調査研究によると、デジタル利用の端末はスマートフォンが89.4%で全体の9割近くという結果が出た。また同調査では、普段利用しているインターネットサービスについて質問したが、「予定管理・カレンダー」と回答した人は全体の34.1%であり、デジタルを使った予定管理が進んでいる事が伺えた。

一方、同社が行った独自調査ではスケジュール管理やタスク管理はデジタルとアナログの併用というユーザーが6割を超えるという結果が出ている。このような背景からデジタル化時代に求められる手帳の仕様についてデジタルネイティブの学生より企画提案をもらい、商品化を進めるべくSカレへエントリーした。

10月14日の秋カン(Autumn Conference) では学生によるコンセプトのプレゼンが行われた。全国17校19ゼミの企画の中から、日本大学石田大典ゼミ「チームポッポ焼き」が発案した筋トレ手帳「Motivate+」が、本テーマのコンセプト部門1位を獲得。今後、秋カンでの指摘をうけ、再検討しつつ、検証的調査を経て、12月9日(Winter Conference)にて商品化する商品を決定。2024年1月中旬~2月上旬にかけ伊藤手帳が商品化、販売予定。