グルメプラットフォーム「byFood.com（バイフードドットコム）」を運営するテーブルクロス社は、ドバイを拠点とした新しい事業を展開すべく、現地に新会社を設立。動画制作サービスを開始した。

中東地域のヒトやモノ、カネの流通ハブとなっているドバイは、世界のグルメ、スパ、ショッピングが集結する「最先端のリゾート地」として、現在世界中の旅行客が注目している観光地。アラブ首長国連邦（UAE）政府では、2031年までに世界からの訪問者数を4000万人まで引き上げる計画を策定し、インバウンド観光客誘致に力を入れ始めている。

同社が運営する訪日外国人観光客に向けたグルメプラットフォーム「byFood.com」では、2019年より欧米豪の富裕層をターゲットとしたフードエクスペリエンスの企画・提供、および日本の食文化・食体験の魅力を世界中に発信。ガストロノミーツーリズムの推進を進めてきた。日本のみならず世界へと目を向けた時、フードエクスペリエンスを重要視するUAEのインバウンド計画と、同社の特徴が合致すると判断。ドバイにて「Dubai byFood」を立ち上げ、映像プロダクション事業をスタートする運びとなった。

フードプラットフォーム、YouTubeチャンネルの他、SNSアカウントを開設し、ドバイの食文化を全世界に発信することにより、ガストロノミーツーリズムを推進。インバウンド誘客への貢献を目指す。