2023年09月01日 16:08

日本最大級のアクアポニックス農場「マナの菜園」にて生産された野菜が、岐阜県加茂郡八百津町の新しいPR商品「おいしい八百津推奨品2023」に選ばれた。

「おいしい八百津推奨品2023」は、八百津町が誇る逸品を集めた全3品の商品。その中で、スーパーアプリが手がけるアクアポニックス農場から生まれた「お魚が育てたお野菜 バジル」と「お魚が育てたお野菜 レタス(グリーンフラッフィ)」が、2品も選出された。これらの商品は今秋以降、WEB産直市場「YAOTSU MALL」にて、送料無料で購入できる予定。

「マナの菜園」は、水耕栽培と水産養殖を組み合わせた「アクアポニックス」と呼ばれる農法で、野菜と魚を生産する。これは、水産養殖を意味する「アクアカルチャー」と、水耕栽培を意味する「ハイドロポニックス」を組み合わせてできた、新しい農業・水産業を指す言葉。魚と野菜を一緒に育て、エサを食べた魚がフンをするとバクテリアが分解し、植物の栄養素をつくる。その栄養素をつかって植物が成長し、浄化された水が魚の水槽に戻るという仕組み。

残餌や排泄物の混じった排水がないため環境負荷が低く、また生きた魚がいるので農薬や化学肥料も使わない。「土壌の代わりに水で育てる有機栽培」ともいえる、エコでサステナブルな循環型農法として注目されている。同社では、持続可能な農業と新しい食の価値を提供するため、今後も地域と連携し、より質の高い商品を届ける努力を続けていく。