2023年09月01日 15:45

子ども支援センター「つなっぐ」は、「民間子どもワンストップセンター(CAC)と行政(MDT)~国・地方・民間 すべての力を子どもに」をテーマに「子どもの権利擁護シンポジウム2023」を衆議院第一議員会館で、9月11日に開催する。

子ども支援センター「つなっぐ」は、虐待、性暴力の被害を受けた児童が、中立な立場でのインタビューをうけ、権利擁護のための手続きやサポート、身体的、精神的なケア等がワンストップで長期的に受けられることを支援している。

米国では、全米で大きなプロジェクトとして、児童虐待について、40年以上前から現在も取り組みを続けている。日本でも、米国のしくみの一部が導入されており、例えば、2015年には警察・検察・児童相談所の三機関連携が導入され、2023年には刑事訴訟法の改正にもつながった。

同法人は、多機関多職種(MDT)で連携し被害を受けた子どもが、司法面接や系統的全身診察を受け、その後、心身の回復につながる支援を切れ目なく受けられるようにする「子どものためのワンストップセンター(CAC:チャイルドアドボカシーセンター)」が必要と考え、米国の取り組みを参照したNPO法人を設立し、活動を続けてきた。同シンポジウムでは、日本の現在地点を確認しながら、同法人のこれまでの実務と研究について報告し「子どものためのワンストップセンターと子どもの権利擁護(アドボカシー)」を考えるための議論を行う。

開催日時は、9月11日 13時~17時。場所は、衆議院第一議員会館B1 大会議室。

つなっぐ