2023年08月31日 16:15

ルームクリップとリノべるは、東京都、大阪府、愛知県に在住で、分譲マンションを所有する25歳~59歳の既婚の男女499名に対し、「ランドリールーム」と洗濯家事に関する調査を実施した。

調査によると、洗濯家事で不満のある工程は1位「干す」(46.3%)、2位「しまう」(41.9%)、3位「畳む」(39.7%)。各工程の不満理由の1位は、いずれも「専用のスペースがない(狭い)」だった。また、64.5%が「ランドリールームがあったら便利」と回答したが、予算は抜きで自宅に造りたいか聞いたところ、半数以上が「造りたいけど現実的には難しいと思う」(57.7%)と回答した。

その理由は、「今の自宅の広さ的に難しい」(71.8%)が最多。次いで「今の自宅の間取り的に難しい」(48.7%)が多く、物理的な難しさを感じているようだ。一方で、「洗濯家事を一室で完結できる必要はなく、動線がスムーズであればそれでいい」(16.3%)という回答も一定あり、「スペースの狭さ」を「動線の最適化」でカバーできるリノベーションの可能性を感じる結果となった。

「ランドリールーム」とは、洗濯のための専用スペース。洗濯機や乾燥機のほか、たたみ作業用のカウンター、汚れ物を洗う洗面台、室内用物干し、衣類収納などで構成され、洗濯にまつわる作業が一カ所で完結する。RoomClipでは急速に興味関心が高まっており、2023年8月の検索水準は2017年同月比で約8倍となった。詳しくはこちら。