2023年08月31日 16:07

タイガー魔法瓶は8月31日、新聞紙一部があれば電気がなくてもごはんを炊くことができる「魔法のかまどごはん」を発表。公式オンラインストアにて予約受付を開始した。本製品は100周年記念モデルとして、関東大震災から100年の節目にあたり、「防災の日」の前日に発表された。
同社は、自然災害の多い日本において、被災時という厳しい環境下で少しでも心と体の安らぎを保ってもらうため、被災現場での「食」の環境実現を行う製品開発に挑戦。実際に被災者への聞き取り調査を行うなどして、被災時に本当に必要とされる製品を目指した。またコロナ禍で伸長したアウトドア需要も捉え、キャンプでも簡単にごはんを炊け、もしもの被災時には防災グッズとして活用できる、「備えあれば憂いなし」を体現した製品となっている。なお本製品は「シャイニング制度」による社内公募から生まれた。
本製品は電気やガスを使わないのが最大の特長で、新聞紙一部(3合なら36ページ分)さえあれば「炊きたて」のごはんを炊くことができる。かまど下部の2つの穴に交互に新聞紙を入れ、火をつける。その繰り返しによって、「はじめチョロチョロ、なかパッパ」のおいしい火かげんを再現し、慣れれば簡単に炊くことができる。
すすがついたなべは、水で濡らしたスポンジで拭くだけで汚れを落とすことができ、洗剤いらずで環境にもやさしく手入れが可能。収納時は高さ約18cmに収まり、コンパクトに収納することができる。詳しくはこちら。