2023年08月31日 10:00

J-オイルミルズは、業務用製品の長持ち油「長徳」シリーズ5品目においてCFP(Carbon Footprint of Products)マークを追加取得した。

「長徳」シリーズは、おいしさはそのままに、揚げられる期間を長くするために開発した同社の独自技術「SUSTEC」を活用することで、通常の油より長く使うことが可能。使用期間が延びることで、天然資源である原料(穀物)の使用量を減らすだけでなく、耕作地面積の削減、サプライチェーンにおける「つくる」、「はこぶ」、「すてる」といった工程における低負荷につながる商品だ。

CFPマークはESG対応における信頼ある情報開示ツール「SuMPO環境ラベルプログラム」で取得できるマーク。CFP宣言は温室効果ガスという「最も注目される地球温暖化へのインパクト」を見える化し、その削減等を目指すことを目的とするプログラムで、LCA手法を用いて製品の原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体における定量的環境情報を「見える化」(表示)する仕組みだ。

同社は、2021年5月に「長徳」キャノーラ油16.5kg缶でCFPマークを初めて取得し、それ以降も「長徳」シリーズ各商品の認証取得を進めてきた。今回の追加取得により「長徳」シリーズのCFPマークの取得品目は16品目となった。今回CFPマークを追加取得した「すごい長徳」5品目は同配合の一般的な油と比べ、27〜28%のCO2排出量を削減できることを示している(同社調べ)。

J-オイルミルズ