
OMYは、消防設備点検を効率化するDXアプリ「MAPICON(マピコン)」のβ版を開発した。
消防設備点検の業務は、専門知識が必要であり、設備の数が多い施設においては、点検の記録や報告書作成にも時間がかかるため、点検者にとって大きな負担となっている。しかし、点検を行っていなかったり、点検漏れがある場合は、火災発生時に不具合が見つかり、重大な事故につながるおそれがある。そのため、点検の徹底が重要となる。
「MAPICON」は、こうした消防設備点検における課題を解決するために開発した。スマホアプリだけで、特別なITスキルがなくてもすぐに消防設備点検を実施できる。アプリの点検結果からPDF形式で点検報告書を自動作成し、そのまま消防署等へ提出することも可能。事務所でのパソコン作業を大幅に減らすことができる。さらに点検者をアカウントへ招待することで、消防設備点検を複数人で同時に実施できる。消防設備点検の報告書作成アプリは今までもあったが、「MAPICON」は設備配置図が機能としてあり、現場で配置の修正や、設備ひとつひとつの情報を保存することができる。また、点検する建物のフロアごとに配置図が保存可能で、今あるCAD図面も使用可能で、図面がなければ建物に表示してある案内図などの写真を撮って張り付けるなどさまざまな使い方が可能だ。将来的にはさらなる機能拡張を予定している。
事前受付開始日は8月1日。β版リリースキャンペーンとして8月1日〜9月30日までの期間にアカウントを登録すると、登録から半年間、最上位プランのエンタープライズプランが無料で利用できる。