2023年07月27日 09:53

ヤフーは、プライバシーに対する取り組み強化の一環として、ユーザー情報の広告への利用範囲について、ユーザー自身がより自由に細かく選択・設定できるようになる「アドパーソナライズセンター」の提供を開始する。
Yahoo! JAPANでは、ユーザーに適した広告を表示するために、ユーザーの登録情報や行動履歴情報といったデータを利用して広告などを配信している。これまで、ユーザーが行動履歴情報を広告配信へ利用するかどうかを選択する機能(行動ターゲティング広告の設定)を提供していたが、利用範囲を細かく設定する機能は含まれていなかった。今回、Yahoo! JAPAN IDでログインしているユーザーを対象に「アドパーソナライズセンター」を提供することで、広告に使われる情報をユーザーがより細かく管理し、表示される広告を自身の興味・関心に合わせてカスタマイズすることが可能になる。これにより、ユーザーはより自身の興味・関心に合った情報を受け取ることができる。
「アドパーソナライズセンター」では、ユーザーの興味・関心に関連するさまざまなトピックの広告について、トピックごとに表示頻度を減らすかどうかをユーザー自身で設定でき、より興味・関心のある広告を表示させることが可能だ。また、広告表示に利用するユーザーの登録情報(性別、年齢、属性など)を確認したり、設定を変更したりすることも可能。アドパーソナライズセンターで設定した内容は、8月23日より広告配信に適用される。