2023年07月26日 15:55

横浜市では、DX推進の取組として、「YOKOHAMA Hack!」を運営している。これは、行政の業務やサービスにおける課題・改善要望(ニーズ)と、それを解決する民間企業等が有するデジタル技術(シーズ)提案をマッチングするオープンなプラットフォーム。
この度、横浜市は、イベント終了時の回遊性向上の課題解決に向け、エヌアイデイと協定を締結し、実証実験を開始する。実証実験のテーマは、みなとみらい21地区等イベント終了後の人流分散による回遊性向上。横浜市では、市内経済活性化のため、イベント・MICE等の誘致・開催支援を積極的に行っている。
しかしながら、みなとみらい21地区等では、パシフィコ横浜等の集客施設でのイベント終了時、イベント来訪者が他の施設等に立ち寄ることなく帰路につくことが多い。そのため周辺施設への集客につながらず、市内の経済効果が得られていないことが課題となっている。
そこで、みなとみらい21地区で開催されるイベント・MICE来訪者を対象に、周辺施設のデジタルマップや店舗の混雑状況等の情報を提供。効果的に誘導することで、イベント終了時の回遊性向上を目指す。実証実験の対象となるイベントを第一期(7月)、第二期(10~12月)の2回に分け、第一期での結果を踏まえ、さらに効果的な実証実験となるよう第二期に向け改善を図る。