2023年07月11日 09:43

クラフターは、同社が提供する、ChatGPTをビジネス利用で安全に活用する業務効率化ツール「Crew」の群馬県庁への導入を7月7日より開始した。

「Crew」は、企業・行政がChatGPTを手軽に安全に使えるサービス。高度な権限管理やセンシティブな情報の検知、グループ共有、社内書類の管理等の機能が特長だ。

ChatGPTを始めとした生成型AIを利用する際、登録している従業員の管理や外部への情報漏洩などのセキュリティ対策に課題がある。「Crew」においては、個人情報などのセンシティブ情報を検知し非表示にし、登録している従業員の権限を設定でき、個人情報の検知機能、ログ監視などの機能でビジネスでもChatGPTを安全に使えるような環境を提供している。フィルタリングするNGワードを追加することにより、企業ごとに独自の秘密情報を追加できる。企業メールアドレスで簡単に登録でき、チャット画面で質問が可能。OpenAIにおいて個別に登録する必要はない。管理者が詳細な権限設定を行うことができるので、情報の制約や切り分けは容易だが、チャット内容はオープンに共有されるので、システムの知識に明るくない人でもチャットを参照できる。

群馬県庁はChatGPTの業務での活用を検討しており、クラフターが提供する「Crew」が、高度な権限管理やセンシティブな情報の検知、グループ共有、社内書類の管理等の機能を有していたことに着目し、トライアルを開始するに至った。

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