2023年06月15日 12:32

日本アンガーマネジメント協会は、「アンガーマネジメント経営賞」を創設し、受賞企業3社を表彰する授賞式を、6月6日に開催した。

アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで開発された、怒りの感情と上手に付き合う(マネジメントする)ための心理トレーニング。日本アンガーマネジメント協会は、「怒りの連鎖を断ち切ろう」の理念のもと、アンガーマネジメントができる人が増えることで人が人に当たらない社会、怒りが連鎖しない社会の実現を目指している。

日本アンガーマネジメント協会は、全従業員が多様性を受け入れ、お互いの人権を尊重することで、あらゆるハラスメントや差別のない健全な職場環境の実現を目標とし、その実現に向けて取り組みを推進している企業・団体に5つの観点から「アンガーマネジメント経営賞」を本年度より顕彰。業界の発展への貢献を目指す。そして今回、「アンガーマネジメントの日」の記念日に第1回「アンガーマネジメント経営賞」表彰式を開催し受賞企業を発表した。

「アンガーマネジメント経営賞」大賞は、「セイコーエプソン」。受賞理由は、「2015年度よりアンガーマネジメントを社内研修に導入し、延べ1万名以上が受講。その継続年数と圧倒的な受講人数もさることながら、全経営層がアンガーマネジメント診断受検を必須とし、グループ会社にも展開。社全体で健全な職場環境の実現を目標とし、それに向けて取り組みを推進している」。「アンガーマネジメント経営賞」は、秋田海陸、他1社となった。

日本アンガーマネジメント協会