2023年04月18日 15:37

マンションサイネージメディア「FOCUS CHANNEL」を運営するニューラルマーケティングは、エッジAIカメラを搭載したサイネージによる、広告レポートの本格展開を開始した。

親会社であるニューラルポケットが開発するAIサイネージにより、従来のOOHメディアの課題であった接触者数・視聴者数をはじめとした広告効果の定量化が可能に。性別や年齢等のデータに基づいた適切なターゲティングによるOOH広告運用を実現した。

「FOCUS CHANNEL」は、首都圏の高級マンション420棟で広告の配信が可能なメディア(2023年4月現在)。AIサイネージを通して、約20万人の富裕層・経営者層に毎日・繰り返し情報を届けている。取得したAI解析データは、サイネージに配信するコンテンツの選定や改善等に活用され、限られた広告主・代理店に提供してきた。そのなかで、多くの問い合わせがあり、要望に応えて「AI広告レポート」の本格展開を開始することとなった。

「AI広告レポート」では、従来のOOHメディアで推計値であった「延べ接触者数」を実数で可視化。これにより、各広告配信中にサイネージの前を通行した人数の把握が可能になった。更に「延べ接触者数」の中で、1秒以上視線をサイネージに向けた人数を「延べ視聴者数」として可視化することで、より興味を持って視聴に至った人数を把握することが可能。これらデータを基に「視聴率」を算出して、広告クリエイティブ間の比較・ABテストも実施している。