2023年04月10日 09:13

KADOKAWAは、「休暇のマネジメント 28連休を実現するための仕組みと働き方」を5月15日に発売する。

1982年より年5週間(年間30日間)の有給休暇を法制化し、高い取得率を誇るフランス。対して日本の年次有給休暇は、勤続年数によって幅がありつつ、年間付与日数は10日~20日。その取得率は長年低く、2019年からは付与日数の一部の義務取得制度が始まった。しかし働く現場はなかなか変化せず、「休むには忙しすぎる」実態が続いている。未だ、制度はあるのに運用が追いついていない状況だ。

フランスはいかにして、今のようなバカンス大国になったのか。日本がもっと休める国になるために、参考になる点はあるのか。本書は、著者・高崎順子さんが、フランスのバカンス文化を支える長期休暇制度の設計と運用、それを可能にする「働き方」と「休み方」の具体的なノウハウを伝える。20年以上のフランス生活で著者が築いた幅広い取材ネットワークを駆使し、働き方改革の必要が謳われ続ける日本社会へ、希望とヒントを届ける。

著者の髙崎順子さんは、東京大学文学部卒業後、都内の出版社勤務を経て渡仏。書籍や新聞雑誌、ウェブなど幅広い日本語メディアで、フランスの文化・社会を題材に寄稿している。著書に「フランスはどう少子化を克服したか」(新潮新書)、「パリのごちそう」(主婦と生活社)などがある。

定価は1870円(税込)。発売日は5月15日予定。

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