2023年04月04日 15:03

ePARAは、日本初の、視覚障害当事者が事業部長をつとめる音声制作サービス「ePARA Voice」の提供を開始した。

「ePARA Voice」は、先天性全盲で声優・ナレーターとして活動する北村直也さんが事業部長をつとめ、第一期の所属メンバーも視覚障害を持つ声優・ナレーターで構成されている。音を頼りに生きていくなかで作り上げられた、表現豊かなサウンドを届ける。

「ePARA Voice」の各ナレーターは、整備された宅録環境を自宅に用意。高品質な音声を宅録の気軽さで届ける。リアルタイムでのライブ収録にも対応しているので、収録の際に立ち会うことも可能だ。ナレーションの臨場感を感じながら音作りをしたいという人は、スタジオ収録にも対応する。視覚障害者の就労は障害者の中でも大きな課題。「ePARA Voice」に依頼することで、視覚障害者のサポートに繋がり、SDGs達成への貢献になる。「視覚障害者に依頼するなら原稿は点字のほうがいい?」、「特別な配慮が必要なの?」と思うかもしれないが、その必要はない。実際にナレーターやMCとして10年以上活動しているディレクターが依頼内容をヒアリングし、ナレーターが読みやすいように原稿を構成したり、映像の解説を行う。

「ePARA Voice」は、生活のあらゆる場面を音と共に暮らしている視覚障害者だからこそ、幅広いシーンの仕事に対応可能。映画やアニメ、動画のナレーション、イベントの司会、実況、アナウンス、株主総会など、どんな制作物でも対応する。

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