2023年03月23日 19:21

YOKOITO社のAM関連事業部門のYokoito Additive Manufacturing(YAM)は、粉末樹脂3Dプリンター及び表面処理技術を用いた新しいものづくりプロセスが体験できるイベントを開催する。今回開催する体験イベントは、これまで「試作」というイメージが強かった樹脂3Dプリント技術を、「最終製品の生産」という新しいイメージへの転換を目指すもの。

製品の品質を重視する日本では、3Dプリンターで造形した部品の積層跡が一つの原因となり、これまで樹脂3Dプリント技術の普及が諸外国と比べて進んでいなかった。同社は国内での樹脂3Dプリント技術の普及を加速するため、樹脂3Dプリント後処理技術のリーディングカンパニーであるドイツのDyeMansion社が提供する後処理システムを国内初設備導入。樹脂3Dプリンターを用いた最終製品の生産を可能にした。

本イベントに合わせて、DyeMansion社からCCO(営業責任者)であるKai WitterさんとAPAC Regional DirectorのJingyi Yuan-Steinerさんが来日の予定。さらに3Dプリンターメーカー4社が集まり、最新の樹脂3Dプリント技術及び後処理技術と共に新しい生産プロセスを提案する。

当日は国内初導入となるDyeMansion社の表面処理システムの他、3Dプリンターメーカー4社から事例サンプル造形品の展示、解説も予定。開催日は4月25日・26日・27日の3日間で、場所は京都本社。参加費無料、申込はこちら