2023年03月06日 16:08

ベンナーズは、この度、ピエトロ社と包括連携協定を締結する。同社は「日本における食と水産業の発展」を企業理念に掲げている。そんな中、同じ福岡市内に本社を構えるピエトロと、「SDGsの目標達成への貢献」と「日本の水産資源に目を向け」ピエトロレストランや商品への展開に繋げることで、より、日本の未来へ貢献しようと想いが一致。相互協力を継続的に行うことを目的に締結を行うこととなった。
協定内容は、ベンナーズおよびピエトロの関わる産業の発展に関することや、食育の推進、水産物振興に関すること、食品ロス、環境の改善に関することなど。
具体的には、レストラン9店舗限定メニューとして、同社の天然魚や未利用魚を利用したメニューを展開する。提供するのは、「福岡県産地魚のオーブン焼き -アイオリソース- 」 (価格1518円)。同社が漁師から直接仕入れている九州・玄界灘近海でとれた天然の白身魚を、ピエトロがディナーで楽しめる絶品メニューにアレンジした。
ピエトロの開発者は、「味には全く問題がないのに活用されていない魚の存在を知り、SDGsの意識を持ちながらもおいしく食べられることを知ってもらいたいという想いで取り組んだ。ベンナーズ社の福岡県近郊で獲れる魚を使っているため、地産地消という点でも安心して食べてもらえる」とコメント。今後は九州産の魚のみならず、全国の天然魚や未利用魚の活用も視野に入れている。