2023年03月03日 12:50

Ocean Network Expressは、シンガポールと日本における産学をはじめとするステークホルダーが一体となって、これからのコンテナ海運を考える「コンテナ海運サミット」を、3月16日に長崎の出島で開催する。

新型コロナウイルスの影響によるサプライチェーンの混乱をきっかけに、当たり前の生活を支えるコンテナ海運の重要性への認識が高まりをみせた。同社はシンガポールと日本における産学をはじめとするステークホルダーの架け橋となり、コンテナ海運の将来の在り方や未来を変えるテクノロジー、脱炭素化に向けた各種課題等について、一丸となって考える機会を設ける。初めての開催となるサミットの会場は長崎の出島。鎖国時代に世界とつなぐ唯一の窓口だった、いわば日本の海運の原点ともいえる場所で、これからのコンテナ海運を考える新たな一歩がスタートする。

コンセプトは「ひらけ、コンテナ。」当日は東京大学や九州大学、長崎大学など大学で「船」「海」「環境」といった分野の研究に取り組む研究者のほか、シンガポールからONEのメンバーも参加し、国際的な産学連携の機会をつくる。今後はシンガポールのステークホルダーとも連携しながら、シンガポールと日本を中心とした産学連携のプラットフォームとして、日々のくらしを支えるコンテナ海運の未来について話し合い、その可能性を業界のみならず社会に開き、ひろく世の中に役立てていくことを目指す。

日時は3月16日 11時~17時。場所は、長崎県長崎市出島町6−1 出島内 旧長崎内外クラブ。

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