2023年03月01日 19:00

スタートラインは、3月1日、屋内農園型障害者雇用支援サービス「IBUKI」の21拠点目となる「IBUKI IRUMA FARM」を、埼玉県入間市に開設する。
スタートラインは、ABA(応用行動分析)と第三世代の認知行動療法に基づいた効果的で専門的な支援で、障害者雇用の新しい「場」づくりから定着支援までワンストップで実現する日本で唯一の会社。企業は障害者雇用を進める上で一番の課題として「会社内に適当な仕事があるか」を挙げている。すでに社内にある業務には一定程度の障害者が仕事に従事しており、これまでの考え方に囚われない柔軟な働き方が求められている。同社は、障害者雇用における働き方の選択肢の一つとして、2017年からIBUKIのサービスを開始した。
IBUKIは、天候の影響を受けにくい屋内型農園を活用した、障害者雇用の仕組みをワンストップで提供するサービス。企業に雇用された障害者は、植物装置が設置された執務スペースで、ハーブや葉物野菜、エディブルフラワー等の栽培品種の選定や育成に従事する。栽培した作物は、企業ごとの用途に合わせてハーブティーなどに二次加工され、ノベルティとして配布されるなど、企業活動に活用される。また、IBUKIの施設には、障害者雇用支援の専門的な知識を有した同社社員が常駐しており、多様な障害者が安心して働ける環境が整っている。企業にとって、IBUKIという雇用手段は選択肢の一つであり、多様な働き方がある会社にしていきたいという想いで、サービスを利用されている。
稼働開始日は3月1日。所在地は埼玉県入間市仏子1159-1。