2023年03月01日 15:51

町工場の技術と想いをECにのせて届けるrefactoryとFORCUMは、FRP建材「FRAP(フラップ)」を本格展開していくことを決定した。

FRAPが活躍するのは、養豚農場など、腐食の原因となるガスが発生するような各種工場。現在各種工場の手すりや足場には、ステンレスやアルミなどの鋼材が主に使用されている。しかしながら、例えばたとえば養豚施設の場合、アンモニアや硫黄化合物によって鋼材が腐蝕してしまうという欠点がある。そこで腐食に強いFRPを用いることにより、長寿命化・交換コストの削減が実現できる。

FRAPシリーズの特徴は、FRPが持つ耐腐食性に優れるという点に加え、バリエーションの豊富さと低価格という点。パイプやジョイント、パネルや各種型鋼の商品ラインナップを取り揃えており、色も100色以上から選ぶことができる。また、フッ素塗装によって、発色の劣化も極力抑えることも可能。

FORCUMは、FRP加工に強みをもつ、ものづくり企業。既存の商品に留まるのではなく、顧客のニーズに合わせて、品質・価格など戦略的に考えた商品開発に取り組んでいる。FRAPを使った車両消毒装置「M gate」は、口蹄疫や鳥インフルエンザといった家畜伝染病の防疫対策として日本全国の多くの農場で活躍。「第12回全国和牛能力共進会」の種牛の部・肉牛の部のすべての会場のメインゲートにMgate1000S、審査会場入口に人用ゲート(walktep)が使われた実績もある。