2023年02月14日 09:49

ADKマーケティング・ソリューションズ(ADK MS)は、「ADK生活者総合調査2022」より「テレビ画面の使われ方」に関するレポートを発表した。
ADK MSは、2008年より関東・関西地区の男女15〜79歳1万名以上を対象としたオリジナル調査「ADK生活者総合調査」を毎年行っている。この調査ではライフスタイル・消費行動・メディア接触などの多面的視点から生活者の実態を捉えることができる。今回「ADK生活者総合調査2022」より「テレビ画面の使われ方」に関するレポートを発表した。
今回の調査では、家庭のテレビやテレビ接続機器にインターネットをつないでいるかと聞いたところ、全体の約半数である45.5%が接続していると回答した。また、テレビ画面上で週1日以上視聴・利用しているサービスについて聞いたところ、全体では「放送のみ」47.7%、「放送・インターネット配信両方」40.1%、「インターネット配信のみ」5.4%で、「週1日以上の視聴・利用なし」は6.6%だった。年代別では、34歳以下の約10%(15~19歳9.5%、20~34歳11.5%)がインターネット配信のみ利用しており、そもそも「週1日以上テレビを利用していない」という人も約10%(15~19歳12.0%、20~34歳10.8%)おり、若年層のテレビ離れがうかがえる結果となった。テレビ画面で週1回以上利用しているサービスについて聞いたところ、最も利用率が高かったのは地上波テレビ放送(リアルタイム視聴・録画再生)の視聴で、87.2%。続いて、YouTubeが34.5%だった。