2023年01月26日 09:13

愛知県蟹江町は、ミステリーショートムービーシリーズ最新作として小酒井不木原案「眠り薬」を製作・公開した。
愛知県蟹江町では「ミステリーのまち」としてシティプロモーションを展開しているが、今回、最新作「眠り薬」を製作・公開した。これは蟹江町出身で江戸川乱歩のデビューを後押ししたことでも知られるミステリー作家・小酒井不木の作品を「20世紀少年」、「TRICK」、「SPEC」などで有名な映画監督・堤幸彦さんの協力を得て、2020年から毎年製作しているもの。小酒井不木は医学者、翻訳家、作家。江戸川乱歩、横溝正史らとも交流を重ね、多くの作品を遺した日本探偵小説界の草分けといえる人物だ。蟹江町では時代の波に埋もれつつある不木の作品群にスポットを当てるべく、その作品をショートムービー として蘇らせる事業を展開している。
2020年「死体蝋燭」、2021年「安死術」、2022年「網膜現像」と、現在までに3本制作しているシリーズの第4作となる今作は、主演に地元名古屋でリーダーを務めたグループを卒業後俳優業に専念している水野勝さん、相手役に「突破ファイル」やZドラマ「卒業式に、神谷詩子がいない」などドラマやCMに数多く出演し活躍中の若手注目株・小高サラさんを迎え、シリーズ常連の西川流四世家元・西川千雅さんに加え、咲坂実杏さん、秋田卓郎さん、菅沼翔也さんなどが出演している。
公開日は1月25日。蟹江町役場公式YouTubeチャンネルにて公開。