2023年01月18日 10:00

ZEROは、台東区と「食品ロス及びCO2排出削減の推進に関する連携協定」を1月17日に締結した。
同社が運営する「fuubo(フーボ)」は、まだ美味しく食べることができるにも関わらず、1/3ルールに起因する納品期限切れや季節限定パッケージなどにより、場合によっては廃棄されてしまう可能性のある食品を、お得に提供している食品ロス削減BOX。食品ロスを買うことに同意して会員登録を行ったユーザーは、専用WEBサイトから受け取りに行けるボックスを選び、その中に入っている商品をオンライン決済にて購入することができる。2021年6月にサービスを開始し、12月末時点で駅や商業施設、オフィスなど全国に55台を設置してきた。24年3月までに累計で500台以上の設置を見込んでいる。さらに、食品ロス削減量をCo2排出削減量に変換することで、SDGsの取り組みの見える化が可能となっている。
今回の主な協定内容は、「食品ロスの有効活用の促進に関すること」「食品ロス及びCO2排出削減に向けた普及・啓発に関すること」「環境教育に関すること」。協定での主な取り組みとして、食品ロス削減BOX「fuubo」を台東区役所内に4月に設置。賞味期限間近の商品の購入促進により、「もったいない」意識の醸成と行動変容に繋げる。また、食品ロスになりそうな商品を「fuubo」で販売したい区内事業者を募集する。