2023年01月16日 16:01

山谷産業(ECサイト「村の鍛冶屋」)は、新潟県三条市で創業から150年以上続く近藤製作所の協力のもと、円形の鉄板を木槌で叩いてひとつずつ製作する鉄フライパンをリリースした。
近藤製作所は、鍬専門の鍛造屋として代々技術を受け継ぎ150年の歴史を持つ。近年鍛冶職人の減少により、様々な地域からの依頼を受けるようになり、地域性や個人の要望に応えるオーダーメイド・カスタムの農機具製作を行っている。中川政七商店監修の元園芸用品などにも製造の手を広げ、この度新商品として鉄フライパンの製造をはじめた。
三条の鍛冶屋が丹精込めて作るフライパンは、円形の鉄板をコークス炉で熱し、木槌で叩いてひとつずつ成形したもの。厚さ2.3mmで蓄熱性が高く、食材を入れた後の温度下がりが少ないため、肉は旨味を閉じ込めてカリッと焼き上げられる。また強度が高いため、焚き火や炭火での使用も問題ない。焚き火や炭火、ガス火だけでなく、IHでも使用可能なので、日々の料理にも使用できる。別売の専用ハンドルを使用することで、一般的なフライパン同様の使い方が可能。
ハンドルが取れるのでコンパクトに収納できるのもポイント。取手がないため鍋敷きを利用すれば、出来たての料理をそのまま食卓に出すこともできる。18.5cmと22cmの、2サイズをラインアップ。フライパン裏側底面には、村の鍛冶屋のロゴを刻印した。食用油で防錆加工済みなので、使用前のシーズニング不要。販売サイトはこちら。