2023年01月16日 12:56

かんざしは、ホテル・旅館におけるキャンセルチャージの請求と督促を自動化するクラウド型DXツール「わきざしクラウド」を3月より提供開始する。
同社は、クラウドで繋いで世の中を便利にするという理念を掲げ、ユーザーファーストな視点で宿泊施設・婚礼施設向けチャネルマネジメント事業、ウェブコミュニケーション事業、カスタマーサクセス事業を手掛けている。
旅行会社を通さずにホテル・旅館が直接販売するケースにおいて、キャンセル料の回収は昔から課題とされてきた。インターネット経由(オンライン・トラベル・エージェント)の予約、電話予約などで特に事前決済ではない予約においてキャンセル料が発生する場合は、顧客と直接コンタクトを取り、請求書を用意し、入金の確認までを個別に対応しないとならないからだ。支払いが履行されるまで繰り返し督促をする行為は、担当スタッフの心的負担も大きく、途中で回収を断念して泣き寝入りする場合も少なくなかった。
今回発表した「わきざしクラウド」は、宿泊施設及びその担当スタッフに代わり請求から督促、入金の消し込みまでを自動化するクラウド型DXツール。請求をしなければならない事案が発生した時に即座に「請求金額」や「宛先」を入力するだけであとは自動的に処理を実行する。支払いが完了するまで督促強度を上げながら、「SMS」に始まり最終的には「支払督促」までをカバーしている。これにより心的負担と業務負担の両面から同時に解放する。