2023年01月13日 12:12

飯綱町では1月18日から、飯綱町ポータルアプリ「iなび いいづな」と、窓口の混雑緩和と来庁者の利便性を高める「書かない窓口」がスタートする。ニーズに合わせた必要な情報がプッシュ型で届く、チャットボットで知りたいことがわかる、証明書がオンラインやQRコードで簡単に取得できるなど、デジタルの力を活用。便利な機能で、住民が快適に過ごせるようサポートする。

これまで同町では、町の情報がインターネットやメール等の様々な媒体で発信され、情報が分散していてわかりにくい、必要な情報だけ受け取りたいといったニーズが高まっていた。また行政から発信する情報も、必要としている人に適切に効果的に情報を発信したいといった課題も。

そこで住民サービスの起点となる、住民アプリを提供。生活に必要なサービスにワンストップでつながる「飯綱町ポータルアプリ」の導入と、証明書等交付業務の円滑化を図る「書かない窓口」の導入の検討を進めてきた。「書かない窓口」では、必要な事項を職員が聞きしながら証明書等の発行を手伝う。「iなび いいづな」で作成したQRコードを提示することで、さらに簡単に証明書等を受け取ることも可能。また窓口の混雑緩和とわかりやすい窓口を実現するために、発券機を導入する。

本サービスの導入により、住民の利便性の向上につながるとともに、業務の効率化にもつながる。それによって新たに生み出された時間で住民ニーズの把握や必要な行政施策の検討を進め、様々な住民サービスの充実に努めていく。