2023年01月12日 09:01

奈良交通とNTTビジネスソリューションズ奈良ビジネス営業部は、1月24日より、VR技術を活用した高付加価値型観光サービスの提供を奈良交通定期観光バスにおいて開始する。奈良県内の魅力ある文化財や観光地を訪れる人に、奈良をより身近に、より楽しく観光してもらうことで、地域の観光力向上と活性化の推進をめざす。

奈良交通は、奈良を訪れた人々に、観光を通じて、奈良をより満喫してもらえるサービスの提供に向け検討を進めてきた。また、NTTビジネスソリューションズは、歴史ある奈良の地域や企業が抱えている課題をICT(情報通信技術)の力で解決していく「ソーシャルICTパイオニア」をめざし、取り組んできた。このような中、奈良交通とNTTビジネスソリューションズはVR手法を用いた高付加価値型観光コンテンツを通じて、観光力向上と地域活性化の推進に取り組むこととなった。

定期観光バスの車内において、周遊地の文化財や観光地を360度のアングルであらかじめ撮影したVRコンテンツ映像を視聴しながら、現地を訪れる「VR体感コース」を提供。上空からの春日野園地(奈良公園内)、若草山や今後修復工事が始まる興福寺の国宝五重塔など通常拝観では見られない個所も紹介し、普段見ることのない国宝や歴史の世界の体験を通じて、驚きと発見の旅を楽しんでもらう高付加価値型観光サービスを提供する。

サービス開始日は1月24日。Aコースは東大寺・春日大社・興福寺・若草山。Bコースは東大寺・春日大社・興福寺。Webからも24時間申込みを受け付ける。