2022年12月28日 09:55

GROUNDは、12月27日より、現状モデルと比較して可搬重量を2倍以上の約100kgに高め、重量商材のピッキング支援を行える自律型協働ロボット「PEER(ピア)100」を提供開始する。

自律型協働ロボット「PEER」シリーズは、物流施設内におけるピッキング作業を支援するロボットとして企画・開発されている。今回、「PEER 100」の提供開始に伴い、「ピッキング作業支援と自動搬送モード切り替え」機能を拡充し、日々変わる物流施設内の環境や作業量などに合わせて「PEER」を「ピッキング作業支援」と「工程間自動搬送機」という2種類の役割に切り替え、稼働率をさらに高めることが可能となる。

「PEERシミュレーター」は、事業者の要望や環境に合わせ、自律型協働ロボット「PEER」シリーズの最適な台数と必要な作業者数などを算出する機能。事業者の物流施設情報をはじめ、その環境下における作業時間やピッキング情報を取り入れ、「PEER」の台数や作業者数を組み合わせることにより、さまざまな作業時間や生産性などをシミュレートする。また、倉庫管理システムや倉庫制御システムを介すことなく、自律型協働ロボット「PEER」のロボット制御システムと物流施設統合管理・最適化システム「GWES」と連携する機能を拡充。これにより、「PEER」の作業量や業務進捗を容易に可視化・分析・管理することが可能となり、今後ニーズが高まることが予想される物流施設の全体最適化やDX化を支援する。

提供開始日は12月27日。

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