2022年12月27日 15:28

印刷・集客のプラットフォームを展開するラクスルは、2021年10月より法人が利用するための管理機能を付随した大企業・中堅企業向けサービス「ラクスル エンタープライズ」を開始した。本サービスは日置電機に導入されており、このたびその利用内容と成果が公開された。

日置電機は1935年の創業以来、電気計測器の開発、生産、販売・サービスを手がけ、電気計測ソリューションで顧客と社会の発展に貢献している。同社では、営業部員が商談で使う製品カタログを、本社が制作するだけでなく、印刷発注をして倉庫へ保管したり、個別の依頼に応じて各営業所へ出荷するなどの業務を行っていた。これらの工数が負担になっていたため、新たに注力する海外プロモーション施策を行う業務時間を捻出する必要が生じていた。

こうした課題が、ラクスル エンタープライズを活用するきっかけになったという。ラクスル エンタープライズの導入を推進した同社のカスタマーマーケティング部プロモーションデザイン課の依田さんによると、同システムの導入により、年間300時間におよぶ本社でのカタログ管理業務がゼロになり、コストも工数も大幅に削減した。

ラクスルは、企業が求める「コストの削減」「業務の効率化」「管理体制の構築」の声にこたえ、今後も、法人がネット印刷を一つの選択肢として積極活用できる環境を作っていく。詳しくはこちら