2022年12月22日 12:41

Gakkenより、「直感とちがう数学」が、12月22日に発売される。本書には、問題を聞いただけで直感的に出てくる数字と実際の答えのギャップを楽しめる良問が、24問入っている。

たとえば、「35人のクラスの中に、同じ誕生日のペアが1組以上いる確率」はどれくらいだと思うか、という問題。10%~20%くらいだと考える人が多いと思われるが、答えは、約81%だという。人気ドラマ「ガリレオ」で技術監修をしている東京大学教授の大島まりさんも、「思っていたことと違う?!数学の織りなす不思議や驚き、魅力がここに!」と推薦。

本書の監修は、YouTubeチャンネル「とある男が授業をしてみた」が登録者180万人を超える、教育者として様々なメディアに引っ張りだこの葉一さん。また、数学者とお笑い芸人の二刀流で活躍している、問題原案作成者のタカタ先生の二人の協力のもと制作された。難しい解説はほとんど入っていないので、数学が好きな人はもちろん、数学が苦手な人や小中学生でも楽しめる。さらに、ただ楽しめるだけでなく、数学的な学び、生きていく上で気をつけるべき観点を養えるような内容となっている。

また数学の問題は、4月から3月までの12カ月のイラストとともに掲載。毎月の行事や季節感を想起させるようなイラストが見開き前面に入っているので、数学本としてだけでなくイラスト本としても楽しめる。超人気イラストレーターのカシワイさんのイラストとともに、数学の不思議な世界を体験できる。定価1650円。