2022年11月30日 09:54

多摩美術大学は、東京ミッドタウン・デザインハブ第100回企画展「かちのかたちたち展ー捨てる手前と後のこと」を、東京ミッドタウン・デザインハブにて、12月5日より開催する。
東京ミッドタウン・デザインハブは、2007年4月に開設されたデザインネットワークの拠点。デザインのプロモーション・職能・研究教育という異なる役割を担う機関が連携し、デザインによって「人」「ビジネス」「知識」を結びつけ、展覧会やセミナーの開催、動画配信などで情報を発信している。
「どこからがゴミで、どこまでがゴミではないのか?」。「かちのかたちたち展」では、ゴミになる境界に焦点を当て、人それぞれのゴミに対する価値観を探ることを目指す。深澤直人教授、中村勇吾教授、柴田文江教授をはじめとする多摩美術大学教員だけでなく、第一線で活躍するデザイナーやクリエイター25名による、暮らしや仕事の中にある、「ゴミとゴミになる前の境界を感じるもの」を提示してもらうことで、クリエイティブとサーキュラーの新しい出会いやヒントを探る。さらに、呼び継ぎの器や襤褸(ぼろ)などの民俗学的な視点や、国内・世界での最新の取り組み事例なども紹介し、様々な角度からサーキュラーを見つめる企画展だ。
入場料は無料。会期は12月5日~25日。会場は、東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5階)。