2022年11月22日 15:37

アドバンスト・メディアは、AI音声認識AmiVoiceを活用した官公庁向けアプリケーション・声キーボード「AmiVoice VKG(アミボイス ブイケージー)」をリリースした。
本製品は、複数の高精度の音声認識エンジンを搭載。適時、適所で使うことで利用の幅を大きく広げ、一般文章、住所、長い数字列、変換が煩わしい英字・数字・記号の混在などのキーボード入力を効率化させる。また、キーワードや音声コマンドの登録、各音声認識エンジン利用の習熟などにより、入力の効率を一段と向上させることが可能。さらには、音声入力による効率化と作業の代替化がもたらす快適化により、官公庁の職員での活用が広がっていくことが期待される。
経済産業省は、デジタル庁を設立するなど日本全体のDXを推進する中で、リスキリングによるDX人材育成推進を主導している。政府が5年で1兆円の投資を行うと発表したリスキリングの対象には、キーボードなどの操作スキル向上が含まれている。
「AmiVoice VKG」は、DXの促進はもちろん、キーボード入力が不慣れな人が、音声入力によるキーボード入力スキルの向上を可能とする製品としての活用も期待される。また同社では本製品を、AIと人の協働作業によって、人の能力を向上させ、人がより快適に、より創造的な業務に注力できる「AISH(アイッシュ:AI Super Humanization)」の実現を目指す製品の一つとして位置付けている。