2022年11月18日 12:49

理化学研究所(理研)と編集工学研究所による科学道100冊プロジェクトは、シリーズ第6弾となる「科学道100冊2022」を発表する。
2017年にはじまった「科学道100冊」プロジェクトは、全国の書店・図書館・教育機関でフェアを展開し、多くの人に科学の良書との出会いを提供してきた。大好評となり、2019年からは中学生・高校生を中心とした幅広い層に対して、科学の多様な魅力を継続的に伝えるべく、毎年恒例の企画としてリスタート。2019、2020、2021のフェアは全国約500か所の図書館・教育機関・書店などで展開。2020年にはグッドデザイン賞(主催:日本デザイン振興会)を受賞している。
「科学道100冊2022」は、2021年同様、「テーマ本」50冊と、「科学道クラシックス」50冊で構成されている。「テーマ本」は、今が旬な科学トピックなど、3つの軸で選出。毎年異なる角度で本を選び、科学の多様な面白さを伝える。2022のテーマは、「情報の世紀」「光を追いかけて」「科学史タイムトラベル」だ。「科学道クラシックス」は、時代を経ても古びない良書として選んだ、オールタイム・ベスト50。2019年の選書会議で選出されて以来定番となっている50冊となる。リリースに際して「科学道100冊」公式サイトをアップデート。100冊すべての紹介文や理研の研究者の推薦コメントも掲載する。