2022年11月15日 19:50

IP監視ソリューションプロバイダー「VIVOTEK Inc.(ビボテック)」は、伊勢市の中心市街地などに、ステレオカウントネットワークカメラSC8131を設置。3D人数カウントソリューションを提供した。
伊勢市では、これまでも年に一度、主に人手と目視による従来の方法で通行量調査を行い、地域の人通りをカウントしていた。しかし年1回であるため、マーケティング活用を目的とした定量データとしては不十分だった。こうした中で採用されたのが、科学的手法により人流データとIPカメラ、AI解析を組み合わせ、24時間体制で調査を可能にする方法。
20年以上の経験により培われた高い研究開発力を持つ同社が提供するネットワークカメラは、ディープラーニングと映像監視機能を搭載。98%以上の精度で、人のカウントと人流の追跡が可能。また機械学習により、このカメラの分析能力は常に最適化。映像はデータ化され、商店街や店舗で用いれば、店舗レイアウトや販促の参考資料とすることができ、より的確な経営判断や業務効率化が可能になる。
従来、店舗では販売した商品や販売金額のデータを分析することで、店舗の運営状況を判断していた。今回、SC8131の導入により、店舗の外の通行量の変化をすぐに知ることができるようになり、売上の伸びが店の販促努力によるものなのか、その日の通行量の増減によるものかを素早く判断することが可能に。SC8131の販売モデルは買い切りで月額料金等がかからず、他の製品と比べて手頃な価格で導入できるのも魅力となっている。