2022年11月15日 12:40

スタディメーターは、11月15日、様々な証明情報をNFTとして発行できるWebサイト「Q」を公開した。
「Q」は、学校の卒業証明や検定試験の合格証、セミナーや講座の履修、ボランティア活動への参加などの証明情報をもつ「証明トークン」を発行し、ブロックチェーンに記録できるシステム。「Q」を利用することで、ブロックチェーンの知識や開発技術が無くても、簡単に証明トークンを発行したり、受け取った証明トークンの一覧を表示できる。人生を通じて、挑戦したことや体験したことを証明トークンに記録し、積み上げることで、学歴や保有資格だけでは見えなかったその人の経験値を可視化し、入学や就職の場面で活用できるようにすることが目的だ。
「Q」では、証明トークンの発行、および自分が保有する証明トークンの参照が可能。従来、ブロックチェーン上に独自のトークンを発行するためには、ブロックチェーンの開発技術が必要だったが、「Q」を利用することで、ブラウザ操作のみで誰でも簡単にトークンを発行できる。「Q」は、ブロックチェーンのトークンを管理する無料のウォレットアプリ「MetaMask」がインストールされたPCで利用可能。MetaMaskの導入方法については「Q」のマニュアルで解説しており、ブロックチェーンの知識が無くてもすぐに利用を開始できる。なお、証明トークンの発行にはイーサリアムの取引手数料(ガス代)がかかり、イーサリアムの暗号資産を保有していることが必要。証明トークンの受け取りに費用はかからない。