2022年11月11日 10:00

バカンは、西日本旅客鉄道(JR西日本)と協業し、「トイレ清掃管理システム」を開発し、うめきた(大阪)地下駅に導入する。

バカンはあらゆる「待ちをなくす」ことをミッションに、飲食店や投票所、空港などあらゆる場所にサービスを提供している。西日本旅客鉄道JR西日本グループは安全で信頼される鉄道づくりをすすめるとともに、鉄道事業及びその強みを発揮できる分野でさまざまな事業を展開している。2023年春に開業予定の「うめきた(大阪)地下駅」は、「JR西日本技術ビジョン」の具体化に挑戦する「未来駅」として、「JR WEST LABO」の取組みを通じて、共創パートナーとともに新しい価値の創造に挑戦している。

両社がこれまで培ったノウハウや蓄積してきたデータ、駅構内を活用し、トイレ清掃業務の効率化及びトイレ内設備のCBM化を実現する新たなソリューションの開発・検証を、共同でおこなってきた。今回は共同開発したサービスをうめきた地下駅に正式導入するとともに、開業にあわせて同サービスの販売を開始する。

トイレ清掃では、従来は決められたスケジュールに基づき、清掃を実施していた。「トイレ清掃管理システム」は、各種検知用センサー等を設置し、清掃管理システムを導入することで、トイレの使用状況や消耗品の残量、設備の状態がリアルタイムに把握できるようになる。清掃係員は、予め設定した閾値を超過したタイミングのアラートやトイレの利用状況に合わせて補充や清掃を実施することで、スケジュールによらず、都度清掃を実施できる。これにより、定期清掃を最適化し、トイレ清掃業務の効率化を実現する。

バカン