2022年11月10日 15:28

Kotoznaは、同社が提供する「Kotozna In-room」利用データより、国内宿泊施設での外国語利用状況を調査した。今回、国内宿泊施設での「Kotozna In-room」利用者の10月の外国語利用状況を集計したところ、10月11日に実施された規制緩和前後で、大きく増加が見られた。10月1日~10日と、10月11日~31日までの1日あたり平均利用者数を比較すると、37%増加していることが明らかに。

言語別でみると、利用者数の1位は英語、2位中国語、3位韓国語となった。10月11日の規制緩和により、入国者数の上限の撤廃に加え、外国人観光客の個人旅行の解禁やビザ免除も再開。訪日外国人観光客数は確実に増加していることが推定され、インバウンド回復に向けて確かな手応えを感じる結果となった。

「Kotozna In-room」は、宿泊施設向けコミュニケーションツール。宿泊客が施設案内や周辺観光情報などを自分の言語で確認することや、施設内のどこからでもスタッフと母国語同士でチャットができる。宿泊客はスマートフォンでQRコードを読み込むだけで、施設案内や周辺観光情報などが自分の言語で表示。よくある質問にはチャットボットが自動返答することもでき、スタッフは必要な対応に専念できる。2020年10月より販売開始し、109言語に対応している。

本サービスの導入により、宿泊施設スタッフとゲスト間のバーチャルでのコミュニケーションを強化。「非対面」「非接触」「ソーシャルディスタンス」「3密回避」、並びに「多言語対応」「業務効率化」「売り上げ拡大」を同時に実現する。