2022年11月09日 09:56

バンダイナムコスタジオは、社内のゲームクリエイターの働き方にフォーカスし、パフォーマンスを最大限発揮できる仕組みを取り入れたコワーキングスペース「クリエバ(Creative Bubbles)」を、10月3日にオープンした。

同社は、家庭用ゲームソフト、モバイルコンテンツ、PCコンテンツなどの企画・開発・運営を行っている。同コワーキングスペースはバンダイナムコスタジオ本社内に設置されており、社員なら誰でも利用することが可能。ゲームクリエイターが最も働きやすい環境の実現を目指し全社アンケートを実施したところ、コワーキングスペースに対して「フリーアドレス席の導入」「集中して作業できる個人ブースの設置」などを希望する声が多くあがった。このような社員の要望に応えつつ、ゲーム開発を加速させるために必要不可欠なコミュニケーションが自然と生まれるような場も備えた形での誕生となった。

長引くコロナ禍において、同社は2020年4月より在宅勤務へシフトし、それまでの働き方を大きく転換した。そのような中で、2021年6月に社長の内山さんから在宅勤務を中心とした働き方の方針が打ち出され、世界に通用するメジャータイトルを開発する集団となるためにどのようなオフィス設計を目指すのか、全社アンケートをもとに要望や改善点を徹底的に洗い出した。その結果、現時点で理想的なコワーキングスペースが誕生したと自負している。「クリエバ」という名称には、同コワーキングスペースが「クリエイションする場」になってほしい、「夢」や「野心」を追い求め続けてほしいという願いが込められている。

バンダイナムコスタジオ