2022年10月21日 16:15

9月10日、17日の2日間、アカリクが企画・運営し、住友化学が主催した体験型ワークショップ「イノベーションサミット」がオンラインにて開催。学生が、自身の専門や研究を社会の中でどのように活かし、貢献していくのかを仮説検証し、本気でプレゼン。活気溢れるイベントとなった。
本イベントは、理系の博士大学院生を対象としており、学問の領域を越えた新たな研究開発プロジェクトを創出・提案する体験型のワークショップ。オリエンテーションも含めた3日間をかけ、「民間企業での研究開発プロジェクトの立ち上げ、研究開発品の事業化」というリアルな視点を知り、自らプロジェクトを提案する企画となっている。
応募した理系博士大学院生44名の中から選抜された18名は、山積する社会課題の中から1つを選び、サイエンスの力で解決方法を考えるという課題に向き合った。1日目の前半には、住友化学の「イノベーター社員」から、企業でイノベーションを実現することについて話を聞く機会も設けた。その後、参加者は、課題の設定から、アプローチ方法まで考え抜くというプロセスを体験。学生からは、「他の方のアイデアは新鮮で、自分では全ての提案はできなかったので、考え方が鍛えられた」「1つのプロジェクトを立ち上げる、普段には経験できないことを経験できてよかった」などの感想が寄せられた。