2022年10月18日 12:58

TBWA HAKUHODOとFUKKO DESIGNは、火山が噴火した際にどのような対策をすればよいのかをまとめた「防災アクションガイドー火山噴火への備え」を発表した。

TBWA HAKUHODOとFUKKO DESIGNは、自分でもできる災害対策をわかりやすくまとめた「防災アクションガイド」シリーズとして、今まで「大雨・台風」「天気の急変」「冬の荒天」「地震・津波」などの自然災害への備えに加え、「生活再建」「女性向け」など、ニーズに合わせて様々な切り口でガイドを制作・公開してきた。

今回公開する「防災アクションガイド」第11弾では、火山噴火の対策をまとめた。火山噴火は、大雨や台風、地震や津波と比べて注目されづらい自然災害だが、日本には活火山が111カ所もあり、全国各地で被害が発生する可能性があることから、火山噴火時の対策は多くの人々にとって必要だと言われている。同ガイドは「1.噴火のとき」と「2.降灰のとき」の大きく2つの項目に分けてまとめている。「1.噴火のとき」では、火山噴火によって発生する様々な現象とその被害、対策を体系的にまとめている。現象の多くは火山周辺で発生するため、地域住民や、登山客などに向けた対策を中心に作成している。「2.降灰のとき」では、降灰の影響とその対策をまとめている。降灰は広域に被害が及ぶため、今まで火山噴火の対策に関心がなかった多くの人々に向けて、被害やその対策をわかりやすく説明している。

防災アクションガイド­ー火山噴火への備え(PDF)