2022年10月14日 11:57

小児がんや重い病気の子どもたちを支援するシャイン・オン・キッズは、退院した子どもたちを対象に、「タイ」との再会イベント「シャイン・オン!ピクニック」を開催する。4
ファシリティドッグとは、医療施設などある特定の施設に常勤し活動するために、専門的なトレーニングを受けた犬。2010年に小児がんの子どもたちへの支援を目的として、シャイン・オン・キッズは日本初のファシリティドッグを、静岡県立こども病院の理解により導入。臨床経験のある看護師であるハンドラーとチームで活動し、入院中の子どもたちを支えている。触れ合い活動はもちろん、採血など痛みや不安を伴う検査や処置の付き添い、手術室等への同伴、ベッド上安静の際に添い寝を行うなど、活動は多岐に渡る。
ファシリティドッグは入院中の子どもたちに寄り添い活動するため、退院した子どもと会う機会はない。しかし、退院した子どもや家族から「ファシリティドッグにまた会いたい」という声が多く寄せられているという。そこでこの度、10月23日に、CBGMこども財団の協力のもと、静岡県立こども病院を退院した子どもたちを対象に、院外の施設でタイに再会するイベントを開催することとなった。
現在、国内の4つのこども病院で、シャイン・オン!キッズの4頭のファシリティドッグが活躍している。このたびのイベントに登場するタイは、現在同病院の3代目のファシリティドッグ。静岡県立こども病院にハンドラーの谷口めぐみさんと2021年9月より常勤している。