2022年10月11日 09:04

コールドクターが運営する夜間・休日の往診サービス「みてねコールドクター」が、2022年度グッドデザイン賞を受賞した。

グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組み。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加している。これまでの受賞件数は5万件以上にのぼり、受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれている。

「みてねコールドクター」は夜間・休日の往診サービスとして2018年よりサービス提供を開始。最短30分で医師が自宅で診察可能で、家族の健康を守るためのサービスとして多くの人に利用されている。2020年からの新型コロナウイルス感染症の世界的な大流行を背景に、家族で同居している人だけでなく、単身で住んでいる人の需要も高まり、往診数が急増した。そこで、「みてねコールドクター」では2020年11月のスマートフォンアプリ提供開始以降、家庭内感染時にも往診予約がスムーズに行える「複数人予約機能」や24時間対応のオンライン診療提供開始に合わせて、アプリ内ビデオ通話機能をリリースするなど、急な体調不良時に患者がスムーズに利用できるようにするための改善を続けてきた。さらに、4月のサービス名称変更とともに、ロゴやアプリの印象を一新。こうしたサービスとしての今までの歩みや患者一人ひとりに使いやすい設計を意識した工夫について評価され、今回の受賞に至った。

みてねコールドクター / グッドデザイン賞受賞ページ