2022年10月05日 09:48

開発メディアが運営する、途上国・国際協力を専門とする非営利メディア「ganas」は、「ベネズエラ人を救う『命のスペイン語レッスン』」の受講者募集をスタートした。

国民の8割近くが「極貧」に陥った南米ベネズエラの人たちからスペイン語をオンラインで学び、しかもレッスン料の大半が現地支援に回る「ベネズエラ人を救う『命のスペイン語レッスン』」。11月8日~2023年4月30日(第9期)の受講者の募集を今回スタートした。クラウドファンディングや寄付といった一過性の支援ではなく、「スペイン語講師」の仕事の報酬として毎月払うのがミソ。新しい国際協力のカタチだ。

ベネズエラで起きている危機はかれこれ10年ぐらいにわたって続いている。そのためか、ウクライナ危機やミャンマーの軍政反対運動と違って、日本ではまったく注目されない。だが、米国の通信社が毎年発表する「最も惨めな国ランキング」で6年連続1位になるほど深刻なのだ。苦境に陥ったベネズエラ人を放っておけない、と「ganas」が2年半前(2020年5月)に正式に立ち上げ、運営するのが、ベネズエラの人たちに仕事をつくる「命のスペイン語レッスン」。ベネズエラ在住のベネズエラ人にスペイン語の講師をしてもらい、受講者からのレッスン料の大半を米ドルで現地に届ける。

レッスン料(半年分)は、ganasサポーターズクラブのパートナー/サポーター1万7600円、一般2万2000円、お試しコース1万3200円。期間は11月8日~2023年4月30日。

ganas / 申し込み