2022年10月05日 09:19

クリーク・アンド・リバー社は、ショッピングサイト「アマゾン」内での最適な広告展開について分析と試行を繰り返しながら、出版社の電子書籍や書籍の販売拡大を支援する取り組みを2020年より行ってきた。このたび、これまでの実績とノウハウをもとに、出版社と伴走するサービス「C&R出版社プロモーションサポートAmazon Ads」として、正式にリリースした。

国内出版販売額は1996年をピークに下降を続け、ここ数年でやや持ち直しがみられるものの、2021年販売額は1兆6742億円と、ピーク時の約6割にまで減少している。またリアルの書店数も現在では約1万1000店と、1999年の半分以下となり、出版各社では電子書店やオンラインでの販売部数増加施策が必須となっている。

そのような中C&R社は、2012年より電子書籍の取次事業を開始し、出版社の各種プロモーションや販売を支援きた。「C&R出版社プロモーションサポートAmazon Ads」は、アマゾン内の広告「Amazon Ads」の運用を代行し、プロモーション強化をはかるサービス。出版社に専任担当者が居なくても、C&R社の専門チームが代わりに広告運用とデータ分析を繰り返し、インプレッション数の増加や広告費用対効果の最大化など、目標に応じた最適な広告運用を行う。※契約期間、広告運用する作品数、出稿金額については応相談。

C&R社は、アマゾンと共同で出版社向けのサービス説明セミナーも開催している。