2022年10月04日 15:53

シタテルスノーピークと共同で開発した宇宙船内服が、10月6日に打ち上げ予定の、若田宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在に際して、実際に着用される予定。

両社は共同で宇宙船内服を企画し、2021年2月に国際宇宙ステーション(ISS)に搭載する生活用品候補として選定された。その後、JAXAによる厳正な審査を通過。国際宇宙ステーション(ISS)に搭載する生活用品として搭載可能の認定を受け、この度、若田宇宙飛行士の長期滞在に際し、搭載される。

また、これに合わせ「Space Life Comfortable」シリーズを、10月4日よりスノーピーク一部直営店およびオンラインストアにて発売する。本シリーズは、両社が共同で開発した宇宙船内服を、一般仕様にした地上販売品。過酷な環境下における宇宙飛行士や宇宙旅行者のQOL(Quality of Life)向上を目指した「究極のノンストレス・ウェア」となる。

同シリーズでは、無縫製で編みあげられた衣服「ホールガーメント(R)」を大部分のパーツで採用しており、快適な着心地を実現。生産段階において廃棄する生地が発生しにくいため、環境にも配慮。素材面では、ウールポリエステル素材の糸「NIKKE AXIO(ニッケアクシオ)」がベース。蒸れにくく、臭いにくいという本来のウールの特性を生かしながら、優れたストレッチ性とソフトな肌触りを持ち、丈夫で長持ちする。価格は、プルオーバー2万7500円、ロングパンツ2万8600円(税込)。