2022年09月15日 19:05

ポプラ社は、日本音響研究所監修のもと、聴けばはかどる集中ソング「カラコロメカメカのうた」のMVを制作し、9月15日に公開した。本楽曲は、累計30万部を突破する人気シリーズ、レゴブロックつき書籍「カラコロピタン!」「メカメカツクール」のテーマソング。アーティストのDE DE MOUSEさんとJimanicaさんによる共同作曲、Maika Loubteさん歌唱、映像監督は伊藤有壱さんが担当した。

「カラコロメカメカのうた」は、「聴くことでこどもの集中力を高める3つの秘密」を盛り込んでいる。そのひとつが、「能動的な活動時の心拍数へと誘導するBPM」。人間は外部から与えられるリズムのある刺激に体内のリズムをシンクロする傾向がある。今回は、こどもを能率的な集中へと導くために最適な、こどもの心拍数よりもやや早いBPM118を採用した。

二つ目の秘密は、「外界からの雑音成分をマスキングするホワイトノイズ」。ホワイトノイズとはあらゆる周波数の音を含んだ「ザー」というノイズのこと。このような音を音色として上手く活用することで、集中力の妨げになる外界からの雑音をマスキングして集中力が途切れないようにしている。

さらに、こどもにとって3000~7000Hzの周波数帯の音は刺激が強いため、この帯域の成分をある程度抑制。また、明快なフレーズの繰り返しを多用することで、集中を邪魔しないようにしながらも、耳なじみの良い楽曲構成になっている。長時間の作業用のロングバージョンはこちら