2022年09月13日 15:47

コロナ禍で3年目となる内定式。WebセミナーやWeb面接など、就職活動のオンライン化が拡大した反動で、リアルでコミュニケーションを図るニーズも急拡大している。そこで「学情」では、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。内定式は、オンライン・リアルどちらでの参加を希望するのかアンケートを実施した。

調査によると、「内定式」は「実際に内定先企業に訪問して参加したい」と回答した学生が38.8%に上った。「どちらかと言えば、実際に内定先企業に訪問して参加したい」の回答28.2%を合わせると、約7割の学生が「内定式」はリアルでの参加を希望していることが明らかに。

その理由としては、「内定者同士で交流したい」「選考はほとんどオンラインだったので、直接企業に訪問し雰囲気を掴みたい」などの声が寄せられた。また84.5%の学生が、内定先の社員や内定者とリアルで話す機会があると「承諾・辞退」の判断にプラスになると回答。「直接話すことができたらミスマッチが起こりにくいと思う」「一緒に仕事をする人と直接話をして入社するかを決めたい」などの意見も上がった。

本調査により、企業のリアル(社内の雰囲気や社風)を知るために、直接社員や内定者とコミュニケーションを図りたいと考える学生も多いことが分かった。