2022年09月06日 19:12

「神山まるごと高専」は、同校の学費無償化を目的とした「スカラーシップパートナー」に、ソニーグループが参画することを発表する。

ソニーから神山まるごと高専の奨学金基金に10億円が拠出され、奨学金基金の実現に貢献される。今回のソニーの参画により、神山まるごと高専が計画するスカラーシップパートナーへの参画企業は、6社になり、学費の実質無償化にさらに近づいた。なお、スカラーシップパートナーへの参画企業・個人は引き続き募集している。

2023年4月に開校予定の私立高等専門学校「神山まるごと高専」は、テクノロジー、デザイン、起業家精神を中心とした学習を通して、社会を切り拓く「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成を目指している。経済状況に限らず目指せる学校を目標とする本校において、学費の存在で入学を諦めることがあってはならないと考え、「スカラーシップパートナー」を立ち上げることを決めた。

ソニーは、「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」というPurpose(存在意義)のもと、「感動」と「人」を軸にした経営を長期視点で進めている。また、新たな価値を創造するために不可欠である「クリエイティビティ」、「テクノロジー」、そして人と事業の「ダイバーシティ」を、ソニーの価値創造のドライバーとしている。今回の「テクノロジー×デザインで人間の未来を変える学校」を目指す神山高専が計画するスカラシップパートナーへの参画を通じて、多様で新しい価値を創造する未来の人材育成に貢献する。