2022年09月06日 10:00

小田急電鉄は、小田急線の安全運行を支える鉄道現業の裏側に親子で潜入し、各施設を解説付きで見学できるイベント「小田急親子ゼミ<鉄道編>」として、9月24日「駅係員・ロマンスカーミュージアム見学編」、10月29日「乗務員・整備士編」、12月17日「保線係員・電気係員編」を実施する。
普段何気なく利用する鉄道は、利用者に立ち入りを遠慮してもらうエリアに続く扉や施設が多数あり、多職種にわたる係員が安全運行に従事している。今回は数ある舞台裏施設から、駅構内への列車の進入・進出を管理する信号扱い所や車両整備施設、電車基地などの設備の見学や体験を通じて、鉄道を安全に運行する仕組みを学んでもらえる。
「駅係員・ロマンスカーミュージアム見学編」では、小田急線海老名駅の自動券売機の裏側や信号扱い所に潜入。ロマンスカーミュージアムでは、ミュージアムスタッフが案内する館内特別ツアーに参加する。「乗務員・整備士編」は喜多見電車基地を舞台に、乗務員の出勤点呼風景や、泊まり勤務のための宿泊施設などを探検。車両整備施設では車両を下から覗いた車両点検の疑似体験やなどができる。「保線係員・電気係員編」は海老名電車基地にて実施。深夜に線路を保守する大型重機「マルチプルタイタンパー」を運転席で操作し、ダイナミックな砕石のつき固め作業を体験。線路の分岐ポイントで活躍する転てつ機を、自らの手でハンドルを回して動かす体験などもできる。
参加費は、4000円〜5000円/組(税込)。申し込み期間は、9月7日10時(駅係員・ロマンスカーミュージアム見学編)より順次。