日本の名作椅子「ニーチェアエックス」を展開する「藤栄」は、肘かけをオイルフィニッシュ仕様にした新アイテムを数量限定で発売する。

座り心地のよさと、折りたためて移動ができる機能性の高さを併せ持つ、国産の名作椅子「ニーチェアエックス」。新発売する「オイルフィニッシュ」の肘かけは、植物由来のオイルを表面に塗り込むことで、木目や節など天然木本来のあたたかみのある表情が感じられ、やわらかな手触りを楽しめる。また使い込むほどに自然な艶が出て、自分だけの特別な一脚として育てていくことができる。愛着をもって永く愛用できるよう、職人の手により一本一本丁寧に仕上げた。

ウレタン樹脂塗装の「ナチュラル」と「ダークブラウン」の肘かけは、表面に光沢があり、つるりとした手触りが特徴。経年による変化が少なく、均質な表情を保つ。一方新しい「オイルフィニッシュ」は、光沢がないマットな質感で、さらりとした手触りが特徴。経年により表面の風合いや触り心地も変化する。

ニーチェアエックスは、品質の均一化を図りながらも、その個性豊かな木材を余すことなく使用する取り組みを行っている。木目や色、濃度の変化が出やすい「ナチュラル」の肘かけは、左右が揃うように木材を厳選。木目が不揃いのものや節のある肘かけに関しては、シックな色の「ダークブラウン」に塗装することで均質化をはかり、使用してきた。今回新たに天然木の素材感を生かした「オイルフィニッシュ」仕様を採用することで、限りある木材のさらなる活用に努める。